平成24年度協会の参加募集型事業の予定


   協会設立に至る経緯

  1987年に国立大学法人島根大学が学術調査を行った時から始まった島根県民と寧夏回族自治区民の交流は、島根県と寧夏回族自治区との友好交流協定締結を皮切りに、島根大学と寧夏大学、松江市と銀川市、浜田市と石嘴山市との間で交流協定が締結され、地方政府、大学間で学術、産業、環境など様々な分野での交流が行われてきました。
  一方で、「日中友好国際協力活動島根県民交流団」、「日中友好しまね」といった民間団体も15年にわたり、砂漠への植林やスポーツ競技会の開催などを行う交流活動を続けてきました。  
  私たちは、民間の立場で先達が続けてきた交流を引き継ぐとともに、地方政府、大学などの交流団体との連携を促進し、更に多くの国民が参加して交流が拡大することを目指して当組織の結成を図るものです。  
  平成24年5月7日午後6時より、世話人会を開き、設立の趣旨、定款、平成24年度及び平成25年度の事業計画及び収支予算、設立当初の役員などを審議しました。 そして、平成24年5月26日午後2時より、設立総会を開き、世話人より設立の趣旨、定款、平成24年度及び平成25年度の事業計画及び収支予算、設立当初の役員などを提案し、審議の上決定しました。
 


   協会設立の趣旨

  日中間は本年、国交正常化40周年という節目を迎えていますが、日中経済の一体化は否応なく進む一方で、中国からの来訪者、滞在者が増加したことによってその存在が当たり前になったことが日本人の無関心につながったり、また、時折流れる悪いニュースが双方の不信感を醸成したりしています。
  昔と比べて両国民の接点や情報量は増えているのにコミュニケーションを図る場面はむしろ減っているように思われます。 今ほど交流の原点に立ち返り、双方の出会いを作り出すことが求められている時は無いでしょう。両国の未来をより良いものとするにためには両国民それぞれが相手を正しく理解をして協力し合うことが不可欠です。
  様々な日中間の交流のステージの中で、その多くが約20年前に始まった日中自治体間交流は、双方の理解の促進に大きな役割を果たしてきました。そんな中で島根県と寧夏回族自治区は友好提携を行って以来19年、両区県の交流の輪は拡がり、島根県内にとどまらず、日本各地で様々な団体、個人が寧夏と交流を続けてきました。中でも訪問団の派遣等の民間団体の取組みが交流を支えてきたことは日中双方で高い評価を受けています。
  私たちは、両区県の交流の歴史を糧として、更に日中両国民の出会いと交流の場を作り出すことをはじめとした友好交流の取り組みを拡げて行こうとするものです。


   協会は今・・・・設立後10年が経過し、徐々に活動を拡げています。

   法人の主たる事務所:島根県松江市
   法人の活動の種類:保健、医療又は福祉の増進を図る活動
               :環境の保全を図る活動
   
            :観光の振興を図る活動
               :学術、文化、芸術またはスポーツの振興を図る活動
               :国際協力の活動
               :経済活動の活性化を図る活動

   


   情報公開
   活動報告
:2021年度分 事業報告書
   財務諸表
2021年度分 活動計算書 貸借対照表 財産目録      


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